藤本歯科長洲医院

歯科医のコラム

歯ぎしり

咬み合わせ治療
歯ぎしり / ブラキシズム / 食いしばり / 知覚過敏 /

○歯ぎしり(=ブラキシズム)

とは、睡眠時や覚醒時を問わず、歯を動的、若しくは静的にすり合せたり、噛み締めたりする非機能性咬合習癖の一形態である。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

また大きく分けて3種類あります。

・グライディング
上下の歯をギリギリとすりあわせる歯ぎしりで、いちばん一般的なタイプ

・クレンチング
上下の歯を強く噛みしめる歯ぎしりで、
音がでないので、周囲は気がつかない。

・タッピング
上下の歯をカチカチと打ち鳴らすようにするタイプの歯ぎしり。

これらは共に寝ている時、起きている時、問わず行われます。


★起きているときの歯ぎしり

起きている時にも食いしばりをしています。

食事の時以外は歯と歯は離れた状態です。

イライラしたり、何かに集中したりすると
食いしばりをすると言われています。

食いしばりの力は体重の2倍で、
その力が顎を痛めつけているのです。

★ 寝ているときの歯ぎしり

本来、寝ている間は歯と歯は離れた状態です。

日中のストレスにより、寝ている間に

歯軋りをすると言われています。

歯軋り・食いしばりの力は体重の2倍で、

その力が顎を痛めつけているのです。
起きてる時と違って、寝てる間は無意識なので想像以上に大きな力がかかっていたりします。

2004年11月27日0042

歯ぎしりの時にかかる力で歯が擦り減って知覚過敏になったり、歯にヒビがはいったり、割れたりすることもあります。また、顎関節症などになることも考えられます。

図1

歯ぎしりの原因は色々いわれていますが、
ストレス解消のためとする説が有力で、
治療法は、マウスピースをはめて寝ることで、歯を守り歯のすり減りを防ぎます。

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